エミット・ローズ Emitt Rhodes


好きな音楽と写真の話・・・。

切り絵とあわせてお楽しみください。


【深呼吸の必要~変わらずそこにあるもの

 

 

前回紹介したゴードン・マイケルズに続いて、「ポール・マッカートニーが好きならお気に召すでしょう」の、その2はエミット・ローズです。

 

70年代に4枚のアルバムをリリースし、デビュー時には「米国のポール・マッカートニー」「ひとりビートルズ」などと言われたアーティストです。

 

ソロデビュー前はメリーゴーラウンドというバンドで活動していて、68年にはA&Mからデビューアルバムが発売されています。(日本盤CDも何度か再発されているので宜しければ聴いてみてください。)

 

今日紹介するのはソロデビュー・アルバムの"Emitt Rhodes(邦題:エミット・ローズの限りない世界)"から3曲です。

 

実はこのアルバム、驚くべきは全ての楽曲が4トラックレコーダーで宅録・多重録音されていて、歌やコーラスはもちろん、すべての楽器もエミットひとりでこなしています。(最終ミックスはソフトロック・ファンが大好きな元ミレニウムのカート・ベッチャーとキース・オルセンが担当)

 

ポールやビートルズに似ていることで当時注目されましたが、でも一番注目すべき点はそこではなく、彼のメロディメイカーとしての才能と曲から溢れ出るドリーミー・ポップな世界観でしょう。

 

追記

2016年には、なんと43年振りとなるアルバム”Rainbow Ends”をリリース。ブランクを感じさせない充実した内容の作品を届けてくれました。


With My Face On The Floor-Emitt Rhodes


Lullaby-Emitt Rhodes


Fresh As A Daisy-Emitt Rhodes