ゴードン・マイケルズ Gordon Michaels


好きな音楽と写真の話・・・。

切り絵とあわせてお楽しみください。


【深呼吸の必要~変わらずそこにあるもの

 

 

ゴードン・マイケルズは米国ボルティモア出身のシンガー・ソング・ライター。

 

ポール・マッカートニー、ジョージ・ベンソン等、数多くのヒット作を手掛けた名プロデューサー、トミー・リピューマ(後のヴァーヴ・ミュージック会長)にその才能が認められて1979年にデビューアルバム"スターゲイザー"を発表します。

 

このアルバムは良質なAOR作品でありながら、なぜか彼のアルバムはこの一枚しか残念ながら製作されていません。

 

参加メンバーがとても豪華ですね。ポール・マッカートニーの「ラム」(71年)「レッド・ローズ・スピードウェイ」(73年)に参加していたギター・プレイヤーのヒュー・マクラッケン(兼プロデューサー)を筆頭にリチャード・ティー、リック・マロッタ、トニー・レヴィン、マイク・マイニエリ、デヴィッド・サンボーン、ジョージ・ヤングなどNYの凄腕ミュージシャンが勢揃いしています。

 

一聴すればビートルズ(特にポール・マッカートニー)に傾倒した作風が多いことがわかるかと思います。

 

「ポール・マッカートニーとポール・サイモンが好き」と本人が公言していますが、他にもギルバート・オサリバン、ビリー・ジョエル、等も好きなのではないかと、アルバムを聴いていて感じました。

 

アルバムから4曲選曲しました。最初の2曲"Stargazer"と"Indoor Lovers"はポール・マッカートニー風サウンドが全開したナンバー。後半の2曲"This Is Love"と"Favorite Songs"は個人的に私のお気に入りの曲です。

 

追記

長らく廃盤になっていたこの唯一作が16年振りに再発(初紙ジャケット化)されました。


Stargazer-Gordon Michaels


Indoor Lovers-Gordon Michaels


This Is Love-Gordon Michaels


Favorite Songs-Gordon Michaels