ジェリー・ウィリアムス Jerry Williams

【深呼吸の必要～変わらずそこにあるもの】

イギリスのロックグループ、プロコルハルムの代表曲 "A Whiter Shade Of Pale" (邦題：青い影)は、誰もが知るロック史に残る名曲です。

あまりに有名な曲は、原曲のイメージが定着しているのでカバーしにくいと思うんですが、今日紹介するジェリー・ウィリアムスという人は、果敢にもこの曲をカバーしちゃってるんですね。

このちょっと無謀と思える挑戦を、見事なまでに魅力的なカバー曲に昇華させているのは、オリジナルでの重厚で印象的なオルガン部分を、あえてピアノで演奏しているところだと思います。

そして、そのピアノを演奏しているのが、ローリングストーンズ、ザ・フー、ジェフ・ベック、etc. 数々の有名ミュージシャンと活動を共にしてきた英国人セッション・プレイヤーのニッキー・ホプキンスです。

アメリカ南部気質のジェリー・ウィリアムスのボーカルに加え、是非ピアノの演奏に注目して聴いてみてください。(1972年作品)

原曲もあわせてUPしましたので、それぞれの曲の魅力の違いを味わってみて。

Procol Harum

Jerry Williams